○理事(林ゆう君) ありがとうございました。 次に、経済構造調整につきまして原公述人にお願いいたします。青山学院大学教授原豊君。
○理事(林ゆう君) 速記を始めて。 それでは、ただいまの資料につきましては、それぞれなるべく早く質問者のところに届けるようにお願いいたします。委員長からこのことを申し添えます。
○林ゆう君 総理が日米関係が最重要課題と申されるように、日米安保体制を基軸とする日米関係の維持発展は我が国の外交の基本であります。新春早々の総理の初の訪米により日米協力の重要性が認識されるとともに、ロン・ノボルという日米友好協力の一層の基礎固めができたものとして喜びにたえません。私は、竹下総理の訪米によって両国のパートナーシップがますます強固なものとなったと喜ぶものであります。総理は今次の訪米を踏まえて
○林ゆう君 以下、具体的政策課題について順次お尋ねをいたしますが、まず外交問題からお伺いをいたします。 総理が外交理念として「世界に貢献する日本」を姿勢として打ち出しておられますが、これは私も同感でございます。御案内のように、世界は大きく変動しております。国際経済の面で見ますと、世界の主要国は経常収支の不均衡が依然として続いております。また、累積債務の問題はますます深刻になっていくようでございます
○林ゆう君 私は、与えられた時間内において、今日我が国が抱えている内外の重要課題につきまして、竹下内閣の基本姿勢や政策の取り組み方について質問を行いたいと思います。どうか総理以下関係閣僚におかれましては、簡潔明瞭に、わかりやすくお答えを願いたいと思います。 竹下政権が誕生してからはや四カ月を経過いたしました。まず順調な滑り出しと思います。マスコミの世論調査によりますと、内閣支持率も大体五〇%前後で
○林ゆう君 質問の予定をしておりませんでしたが、委員長、理事、委員の先生方のお許しを得ましたので、法務大臣に二つのことについてお尋ねをいたしたいと思います。 本日、同僚委員の質問にもありましたけれども、中曽根総理が去る二十一日の衆議院本会議におきまして、日本には少数民族はない。私にもアイヌの血がまじっているなどと述べられたとの報道がなされまして、この発言が問題になっているわけでございますが、これに
○林ゆう君 去る九月一日から三日までの三日間、太田委員長、猪熊理事、諫山理事、秋山委員、西川委員と私、林の六名は、検察及び裁判の運営に関する調査の一環として、最近における司法行政及び法務行政に関する実情等につき調査のため、北海道に行ってまいりました。 派遣日程の第一日目は、札幌高等裁判所において、札幌高等裁判所、札幌高等検察庁、札幌地方裁判所、札幌家庭裁判所、札幌地方検察庁、札幌法務局、札幌矯正管区
○国務大臣(林ゆう君) 井上議員の御質問にお答えいたします。 円高の急速な進展が雇用に及ぼす影響につきましては、輸出比率の高い産地を中心にヒアリングを行うなどその実態把握に努めてまいっているところでございますが、その結果によりますと、特定の地域、業種について雇用への影響があらわれてきております。このような状況を踏まえまして、特定不況業種・地域法や雇用調整助成金制度を機動的に活用いたしまして、休業や
○国務大臣(林ゆう君) 公共職業安定所等の再編整理につきましては、先ほども糸久委員にお答えいたしましたように、最近におきますところの労働市場圏の状況等に対応した効率的な安定所等の組織体制のあり方を見直すという考え方に立ちまして、必要な地域には新設、昇格も行うというスクラップ・アンド・ビルド方式によりまして、第二次臨調の最終答申に沿って六十カ所を再編整理するとしたところでございます。 その結果、五十九年度及
○国務大臣(林ゆう君) 今回の再編整理は、行政改革の一環として行うということだけではなくて、地域の実情の変化に対応いたしまして、円滑そしてまた効率的な行政体制を整備するという観点から行うものでございまして、スクラップ・アンド・ビルドの考え方に基づきまして、行政需要の増大をしている地域につきましては組織の拡充も行うことといたしております。 総合的雇用情報システムの活用などと相まちまして、職業安定行政
○国務大臣(林ゆう君) 公共職業安定所等の再編整理につきましては、先生御指摘のように、近年労働市場圏の状況が大変変化を来しておるということでございまして、それに対応をした効率的な安定所等の組織体制のあり方を見直すと、こういった考え方に立ちまして、必要な地域には新設、昇格をも行うスクラップ・アンド・ビルド方式によりまして、第二次臨調の最終答申も踏まえまして再編整理をするというところでございます。
○国務大臣(林ゆう君) 午前中の御質問に対しましてお答え申し上げましたように、今回の労災保険制度の改正は、高齢化の進展、年金受給者の増加などの実績にかんがみまして、昨年十二月に行われました労災補償保険審議会の公労使三者一致の建議を踏まえまして、年金制度に年功賃金の要素を反映するために、給付基礎日額につきまして年齢階層別に最低限度額、最高限度額を設けることを中心に、給付面における不均衡、不公平、これの
○国務大臣(林ゆう君) 労働災害というものは、本来ならばあってはならないことでございますので、それが先ほど来いろいろと御質疑の中でございましたような数字が挙がっているわけでございます。私どもといたしましては、これの根絶ということに全力を挙げて取り組んでまいっていかなければならない、このように考えているような次第でございます。
○国務大臣(林ゆう君) 労災補償行政の基本の姿勢といたしましては、不幸にして業務災害や通勤災害をこうむった労働者の方及びその遺族に対して、迅速でかつ公正な保護を及ぼすということでありまして、このため、労働者災害補償保険制度を適切に運営するとともに、社会経済情勢の変化に対応すべく制度の不断の見直しと改善を行い、労働者の福祉の増進を図ることと考えております。 今回の労災保険制度の改正は、高齢化の進展、
○国務大臣(林ゆう君) 小柳先生に御答弁申し上げます。 国鉄再建監理委員会の意見において示された適正要員数と余剰人員数につきましては、それなりの根拠に基づいて算出されたものと理解をいたしておりまして、政府といたしましては、この監理委員会の意見を最大限尊重することを既に明らかにしているところでございます。今後、国鉄改革関連法案の成立を待って国鉄改革の実現が図られていくことになりますが、新会社の職員数
○国務大臣(林ゆう君) 国民生活審議会の政策委員会報告では、労働時間は二十一世紀に向けて欧米先進国並みの水準を目指すべきである、こういったことがなされたわけでございますけれども、これは一つの重要な指摘であると私どもは受けとめております。もっとも具体的な水準といたしましては、一つの姿として千八百時間が念頭に置かれておりまして、産業構造審議会では千九百時間内とされるなどのいろいろな考え方がございます。労働省
○国務大臣(林ゆう君) 御指摘のように、最近青少年の自殺が目立っておるということは大変残念なことと考えております。 青少年の自殺の動機といたしましては、学校教育あるいはまた家庭の変化、社会のあり方などのいろいろの原因が考えられますけれども、長時間労働や共稼ぎあるいはまた単身赴任などが直接的な原因になっているということは必ずしも考えられないとは思います。しかし、次の時代を担う子供の健全な育成は極めて
○国務大臣(林ゆう君) ただいま議題となりまし た労働者災害補償保険法及び労働保険の保険料の 徴収等に関する法律の一部を改正する法律案につ いて、その提案理由及び内容の概要を御説明申し 上げます。 労働者災害補償保険制度については、高齢化社 会の進展等最近の社会情勢の動向を背景として年 金受給者の累増、年金受給者の高齢化等新たな状 況の変化が生じているところであります。 このような実情を踏まえ、
○林国務大臣 国鉄の現在置かれている立場を考えまして、その中で希望退職、そういう形で企業を去っていかなければならないということ、こういうことを考えますと、それはその国鉄職員にとっては、家族を含めました一生にかかわる重大な問題ということで、私どもといたしましては、関係者が温かい配慮をなさなければならない、このように考えるわけでございます。 いずれにいたしましても、労使双方が現在の国鉄の置かれた厳しい
○林国務大臣 国鉄職員の労働条件につきましては、公労法第八条において団体交渉の対象事項とされておりまして、従来から労使が話し合いによって決定をされてきたものと私どもは考えております。 そこで、この労働条件に影響を与えるというような場合におきましては、国鉄当局としては、その労働条件に関する事項については、労組との団体交渉の要求があったときには、それに応ずるというようなことであるというふうに私どもは聞
○林国務大臣 先生御指摘のように、急速に進展する高齢化に積極的に対応するために、今国会におきまして中高年齢者等の雇用の促進に関する特別措置法を改正させていただいたところでございます。高年齢者の雇用問題に関しましては、一般的に六十歳定年の普及、促進などによりまして、できるだけ同一企業の中でその能力を発揮してもらうということが基本であろうかと思います。しかしながら、現在国鉄の置かれている厳しい経営状況のもとにおきましては